【2026年7月13日】商品CFDマーケット・イベント解説

6月米消費者物価指数と金相場

注目ポイント

7月14日21:30(日本時間)に6月米消費者物価指数が発表されます。金市場において米金融政策環境が重視される地合が続く中、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの議論にどのような影響を及ぼすのかが注目されます。

市場予想は、前年比で総合が3.8%上昇(前月は4.2%上昇)、コアが2.8%上昇(同2.9%上昇)となっています。ディスインフレへの信頼感が高まると、利上げに対する警戒感が後退し、米金利低下・ドル安が金相場を押し上げやすくなります。一方、インフレリスクは依然として高いと評価されると、米金利上昇・ドル高が金相場を下押ししやすくなります。

6月分の消費者物価指数のみで今後の米金融政策環境を占うのは困難ですが、翌15日には6月米生産者物価指数の発表が予定されています。また、14日と15日にはウォーシュFRB議長の議会証言も予定されています。

ウォーシュ議長は金融政策のガイダンスを示すことはないとみられますが、インフレに対して強い警戒感が示されると、金相場の上値は圧迫されやすくなります。一方、この一連のイベントでも底堅さを維持できると、金相場の底入れ感は強化されやすくなります。米インフレ指標とウォーシュ議長の議会証言を受けて、米金利・ドルがどのような反応を見せるのかは、金相場の短期トレンドを決定づける可能性があります。

2026年7月12日作成

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