
5月米雇用統計、金を動かすか?
注目ポイント
6月5日21:30(日本時間)に5月米雇用統計が発表されます。
イラン情勢の緊迫化を受けて、米金融政策を巡る関心はインフレ環境に集中していますが、このまま労働市場へ対応する必要性が乏しい状態が続くのかを確認するイベントになります。市場予想は非農業部門就業者数が前月比9.5万人増(前月は11.5万人増)、失業率が4.3%(同4.3%)です。
労働市場が予想よりも減速していることが示されると、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ対応のみで利上げに踏み切る可能性は後退し、米金利低下・ドル安が金相場を押し上げる可能性が高まります。一方、労働市場の底堅さが示されると、FRBは今後もインフレ対応を優先できるとの見方から、米金利上昇・ドル高が金相場を下押しする可能性が高まります。
新規失業保険申請件数の動向を見る限りネガティブ・サプライズの可能性は低そうですが、米金融政策見通しへの影響が注目されます。大きなブレが生じた際には、米金融当局者がどのような発言を行うのかにも注意が必要です。
2026年5月31日作成
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