
天然ガス在庫の増加ペースに注目
注目ポイント
5月21日に米エネルギー情報局(EIA)が、5月15日時点の天然ガス週間在庫統計を発表します。在庫の「積み増しペース」と「水準」の二点が注目されます。
前週の5月8日時点の統計では、全米天然ガス在庫は前週比850億立方フィート増の2兆2,900億立方フィートとなりました。概ね季節傾向に沿うペースで在庫積み増しが続いており、過去4週平均では週に830億立方フィートのペースで在庫積み増しが行われています。在庫積み増しペースが600億立方フィート前後まで鈍化すれば買われやすい一方、1,000億立方フィートを超えるような大幅な在庫積み増しが行われると売られやすくなります。
一方、5月8日時点の在庫は、前年比2.3%増、5年平均比6.5%増となっています。在庫がひっぱく化しているわけではありません。このため、改めて潤沢な在庫が確保されていることが注目されると、調整売りが膨らむ可能性があります。4月下旬以降は在庫水準と関係なく反発する場面が目立っていますが、在庫要因の上値圧迫がみられるか否かは、天然ガス相場の短期トレンドの強度を占う上でも重要な指標になりそうです。
2026年5月17日作成
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