
米中間選挙でコモディティ動くか
注目ポイント
11月3日(現地時間)に米中間選挙の投開票が行われます。開票結果は、日本時間4日朝以降に、順次明らかになる見通しです。今回は下院の全435議席、上院の約3分の1の議席、36州の州知事などが対象になります。
マーケットの関心は、上下両院で共和党と民主党のどちらが主導権を握るかになっています。現在は上下両院で共和党が主導権を握っていますが、民主党が議席を大幅に伸ばすと、トランプ米政権の法案が通りづらくなる可能性があります。
原油市場では、中間選挙後に米軍がイランに対する攻撃に踏み切る可能性が警戒されています。トランプ米大統領も、中間選挙後に軍事的圧力を強める可能性を何度か警告しています。実際に米国とイランの軍事衝突が本格化するとの見方が強まると、原油相場は急伸する可能性があります。逆に軍事行動が見送られ、外交協議が進展すると、調整売りが膨らむ可能性が高まります。
金市場では、民主党が議席を伸ばすことで、歳出拡大策につながる一部法案が通りづらくなるとの見方が強まると、財政悪化への懸念が一部後退し、安全資産としての金需要の後退が上値圧迫要因になる可能性があります。ただし、その際には米長期金利低下がドルの上値を抑える可能性もあります。また、議会のねじれなどで米政治環境の不安定化が警戒された場合には、安全資産としての買いが膨らむ可能性があります。
2026年11月1日作成
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