【2026年5月】株式CFD 銘柄レポート

マイクロソフト、1~3月期は23%増益

クラウド・プラットフォームが好調

マイクロソフトは1975年創業の米IT(情報技術)大手で、パソコン(PC)用OS(基本ソフト)「ウィンドウズ」で世界標準を確立した。スマートフォンの普及に伴うPC市場の縮小などで成長が鈍化したが、オフィスソフトのクラウド化やプラットフォーム「アジュール」の提供などクラウド事業への転換により再成長を果たした。2014年のサティア・ナデラ氏の最高経営責任者(CEO)就任後は、AI(人工知能)スタートアップのオープンAIへ数十億ドルを出資して生成AIを自社基盤へ導入するなど、AI分野への取り組みを加速させている。

 26年1〜3月期決算は、売上高が前年同期比18%増の828億8600万ドル、純利益が23%増の317億7800万ドルとなった。成長の柱であるアジュールが40%増とけん引し、売上高と調整後の1株利益(4.27ドル)はともに市場予想を上回った。4〜6月期の売上高見通しの中心値は市場予想を下回るものの、為替影響を除くアジュールの増収率見通しは39〜40%と、下限でも市場予想を上回る見込みとなった。決算発表後の株価は21日時点で、発表日の4月29日の日中取引の終値に比べ1%下落した。

「ハイパースケーラー」3社の設備投資、26年は90兆円超え

アジュールが好調なマイクロソフトは「ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)」と呼ばれる。生成AIの急速な普及に伴いデータセンター建設など設備投資を加速させており、マイクロソフトの26年の設備投資額は1900億ドルに膨らむ見通しだ。グーグルの親会社であるアルファベットは最大で1850億ドル、アマゾン・ドット・コムは2000億ドルを投じる計画で、3社の合計を円換算すると90兆円を超える。巨額の投資が収益に追い風になる業種は幅広いが、AIの「頭脳」となる画像処理半導体(GPU)を手掛けるアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の26年1~3月期の純利益は前年同期比で95%の大幅増だった。巨額投資の恩恵を受ける企業への物色は続きそうだ。

2026年5月22日作成

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