
9月消費者物価指数と金相場
注目ポイント
10月14日21:30(日本時間)に9月米消費者物価指数が発表されます。今月は27~28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、同会合での追加利上げの有無、今後の利上げ余地を探る上での重要指標になります。
市場予想は、前年同月比で総合が3.6%上昇(前月は3.4%上昇)、コアが2.5%上昇(同2.4%上昇)となっています。
ここ最近はニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁ら複数の米金融当局者が利上げを急がない姿勢を見せているため、マーケットでは次の利上げは10月ではなく12月との見方が優勢になっています。しかし、想定以上に強いインフレ圧力が確認された場合には、10月利上げの可能性も排除できないとの見方が強まり、米金利上昇・ドル高が金相場を下押しする可能性が高まります。
一方、インフレ環境に大きな変化は生じていないとの見方が強まると、10月利上げ見送り観測は維持されたまま、次の利上げは12月が基本シナリオとして維持される可能性が高まります。米金利上昇・ドル高の一服感が、改めて金相場を押し上げやすくなります。
金相場は短期的には米金利・ドルと逆相関が強くなっているため、9月消費者物価指数が米金融政策見通しにどのような影響を及ぼし、それが最終的に米金利・ドルにどのような動きをもたらすのかが焦点になります。なお、15日には9月米生産者物価指数の発表も予定されているため、併せて注意が必要です。
2026年10月9日作成
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