【2026年4月】株式CFD 銘柄レポート

シティグループ、1~3月期は42%増益

トレーディング部門好調

米ニューヨークに本拠を置くシティグループは、1812年設立のシティバンク・オブ・ニューヨークを前身とする世界有数のグローバル総合金融グループである 。投資銀行や商業銀行、クレジットカード、資産管理など広範な事業を展開し、160以上の国・地域で金融サービスを提供している 。1日あたりの取引額は約5兆ドルに達し、その規模はドイツの国内総生産(GDP)を上回る 。1998年のトラベラーズ・グループとの合併を経て現在の社名となり、その後は銀行業に軸足を戻した経緯を持つ 。2021年にはウォール街で初となる女性最高経営責任者(CEO)のジェーン・フレーザー氏が就任し、経営のかじ取りを担っている 。
 26年1~3月期決算は、売上高にあたる純営業収益が前年同期比14%増の246億3300万ドルとなり、市場予想を大きく上回った 。イラン情勢などを背景とした金融市場の変動率上昇を受け、市場部門のトレーディング収入が19%増と好調に推移したほか、M&A(合併・買収)助言手数料の増加により投資銀行部門も15%伸びた 。純利益は42%増の52億8500万ドルと大幅な増益で、1株利益も3.06ドルと市場予想の2.63ドルを上回った 。決算発表後の株価は15日時点で、発表前の13日に比べ4%強上昇した。

「イラン相場」、トレーディング収入を押し上げ

2月28日の米国・イスラエルによるイランへの攻撃をきっかけに金融相場のボラティリティー(変動率)が高まったことで、利益を狙う投資家の売買が活発になっている。投資家の取引を仲介したり自己資金で売買したりするトレーディング収入の増加が金融各社の収益を押し上げている。シティグループのゴンサロ・ルケッティ最高財務責任者(CFO)は「資産運用会社やヘッジファンド、銀行などの顧客全体で(取引の)勢いが強かった」と指摘した。ウェルズ・ファーゴのトレーディング収入は前年同期比19%増、バンク・オブ・アメリカは13%増えた。JPモルガン・チェースは20%増の116億ドルと過去最高を更新した。中東情勢の混乱は長期化しており、「イラン相場」の思わぬ追い風はまだ続きそうだ。

2026年4月17日作成

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