
原油は落ち着きどころを探る展開か?!
原油(参照原資産:WTI原油先物)は、中東情勢の緊迫化を背景に2月下旬以降急騰し、一時は115ドル台まで上昇。しかし足元では情勢緩和への期待感から70ドル台まで下落し、上昇分をほぼ打ち消す展開。現在の値動きは、ボリンジャーバンド※1の下限に沿う形で下落が続いており、依然として下向きのトレンドが継続している状況。価格はセンターラインを大きく下回って推移しており、戻り売りが入りやすい地合いとの見方も。一方、下段のRSI※2は30付近まで低下しており、売られすぎ水準に接近。短期的な自律反発が入る可能性も意識される局面となるか。
足元では中東情勢を巡る緊張緩和への期待が原油価格の重しとなる一方、地政学リスクは依然として燻っている状況。今後の情勢次第では再び供給不安が意識される可能性もあり、関連ニュースには引き続き注目したいところ。また、週間石油在庫統計※3などが示す需給動向も、今後の原油の方向性を左右する材料となるか。
※1.ボリンジャーバンド:相場の動きは概ねこの帯(バンド)に収まるという統計学的なテクニカル指標の一つ。
※2.RSI:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ。
※3.週間石油在庫統計:米エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜日に発表する米国内の石油在庫状況。
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