FXってなに?これだけは押さえておきたいFXのポイント!

そもそもFXとは?

FXとは「Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)」の略称で、2つの異なる通貨を買ったり売ったりする取引のことを言います。
例えば「1ドル=100円」で買って、「1ドル=120円」のときに売ることで20円分の利益が出ます。この差額によって利益を狙う取引です。

FXの特徴

FXには以下の特徴があります。

・24時間取引ができる

株の場合は、取引できる時間が平日の「朝9時から11時30分まで」と「12時30分から15時まで」と特定されていますが、FXの場合は平日と一部祝日において24時間取引できるのが特徴です。ご自身のライフスタイルに合わせて取引を行うことができます。

※LINE FXの場合、元日(1月1日)を除いた全ての祝日に取引が可能です。ただ、クリスマスなどにおいては、取引を制限させていただくことがあります。

色々な国の通貨で取引ができる

FXでは、交換する2つの国の通貨のことを通貨ペアと呼びます。
LINE FXでは23通貨ペア(2021年12月3日時点)に対応しており、様々な国の通貨で取引ができます。
以下は取り扱い通貨ペアの一例です。

・円安でも円高でも収益を得るチャンスがある

円安とは、「日本円の価値が下がる」ことを言います。
例えば「1ドル=100円」から「1ドル=101円」になると、1ドルを交換する際に「1円」高く購入しなくてはいけないため、より多くの円が必要になる=円の価値が下がることになります。

逆に、円高とは「日本円の価値が上がる」ことを言います。
例えば「1ドル=100円」から「1ドル=99円」になると、1ドルを交換する際に「1円」安く購入できるため、より少ない円で購入ができる=円の価値が上がることになります。

FXでは、「1ドル=100円」の時に、円安になる(レートが上がる)と思ったら、「買い」から始めて、「1ドル=101円」になった時に「売る」ことはもちろん、円高になる(レートが下がる)と思ったら、「売り」から初めて、「1ドル=99円」になった時に「買う」ことも可能です。
この仕組みによって、円安でも円高でも収益を得るチャンスがあります。

・少ない資金でも大きな取引ができる

FXでは、軽い力で重い物を動かせる「てこの原理」のように、少ない資金で大きな金額に相当する取引ができる、レバレッジという仕組みがあります。
この仕組みによって、最大で自己資金の25倍の取引が可能です。

LINE FXでは1万通貨単位(または1,000通貨単位)での取引となるため、1万通貨単位の場合、「1ドル=100円」の時であれば、1万ドルを購入するために資金として100万円が必要になります。
しかし、レバレッジの仕組みによって、資金が4万円(レバレッジ25倍)あれば、1万ドルを購入することが可能です。
※実際に資金が4万円しかない場合、レートが下がった際に、後述するロスカット(強制決済)になる可能性があります。
また、レバレッジを利用することで、少ない資金で高い利益を得られる可能性がある一方、大きな損失となることもあるため、注意が必要です。

スワップポイント(金利の差)でも利益を目指せる

スワップポイントとは、取引している通貨ペア間で発生する金利差の調整分のことを言います。
FXでは、高い金利の通貨を買い、低い金利の通貨を売ることで、金利を受け取ることができます。逆に、低い金利の通貨を買い、高い金利の通貨を売ると、金利を支払うことになります。

例えば、オーストラリアドルの金利が2.00%で、日本の金利が0.10%だった場合、その金利差である1.90%を毎日もらうことができます。
1オーストラリアドル=75円の時に1万通貨を買い、金利差が1.90%だった場合は、1日約40円程のスワップポイントを受け取ることができ、1年間保有すると約14,000円程(75円×1万通貨×1.90%)になるため、大変魅力的です。

※スワップポイントは各国の金利情勢等により日々変動します。 プラスからマイナスに転じる場合もあります。
※一般的には高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買うとスワップポイントの支払いがあります。

LINE FXのスワップポイントは、こちらをご参照ください。

押さえておきたい基本用語

・スプレッド

スプレッドとは、売値と買値の価格の差のことを言います。
FX取引において、この差が取引にかかるコストとなり、ドル円が「売値:110.000/買値:110.002」の場合、スプレッドは0.2銭となります。

・自動ロスカット(強制決済)

為替の急激な変動などにより、証拠金を上回る損失が出てしまわないように自動ロスカット(強制決済)というルールが整備されています。
LINE FXの場合、証拠金維持率が100%を下回ったときに発動し、取引を終了させます。
※LINE FXにおけるロスカットについての詳細はこちらをご覧ください。

※ロスカットはお客様の大切な資産を守るための機能ですが、為替相場の状況により証拠金維持率がロスカット水準を下回っても即座に売買ができず、証拠金額を上回る損失が生じる可能性もあります。

証拠金維持率の計算は以下の通りです。
証拠金維持率(%) = 資産合計 ÷ 必要証拠金 × 100

「1ドル=100円」の時に、1万通貨を保有したと仮定すると、レバレッジ25倍で考えるならば必要な証拠金は4万円となります。
ここで口座に入金していた金額が6万円だった場合、6万円÷4万円で証拠金維持率は150%となります。
そこで「1ドル=99.5円」になったと仮定すると、5,000円の評価損が発生し、自分の資産は55,000円となります。必要な証拠金は39,800円(99.5円×10,000通貨÷25倍)になり、証拠金維持率が約138%となるため、ロスカットに近付くことになります。
LINE FXでは証拠金維持率が140%を下回った場合をプレアラート、120%を下回った場合をアラートとして、LINEメッセージにてお知らせしています。

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FXデビューで大事な「リスク管理」

FXは、少ない資金でも大きな利益を得られる可能性がある魅力的な商品ですが、その一方で、[取引通貨の価格変動][スワップポイントの支払い][レバレッジのかけ方]など、取引の方法によっては大きな損失が発生してしまう可能性もあります。FXデビューするなら、リスクもしっかり管理しましょう。

・レバレッジのかけ方をチェック!

FXは、レバレッジによって少ない資金でも大きな取引ができるため、わずかな為替変動でも大きな損失が出る可能性があります。
自己資金が100万円あれば、「1ドル=100円」の時に1万通貨を購入してもレバレッジは1倍ですが、4万円しかない場合はレバレッジは25倍になります。投資額や投資目的にあわせて無理のないレバレッジで取引できるよう、余裕を持って資金を準備しましょう。

・余裕のある資金で取引しましょう

FXは元本保証がされていませんので、万が一損失が発生した場合でも生活に支障がないよう、余裕のある資金で取引をしましょう。

・LINE FXアプリや、さまざまな注文方法をご活用ください!

LINE FXでは、経済指標や急変動をLINEでお知らせすることはもちろん、スマートフォンアプリ・パソコンブラウザなどの便利な取引ツールをご用意しています。為替相場のニュースも無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

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※LINE  FXの公式アカウントが友だち追加されます。
※LINEアプリがインストールされているスマートフォンでご覧ください。

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FX取引(店頭外国為替証拠金取引)は、一定の証拠金を当社に担保として差し入れ、外国通貨の売買を行う取引です。多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生じ、その損失の額が預託した証拠金の額を上回るおそれがあります。
取引手数料は0円です。ただし、当社が提示する通貨の価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。注文の際には、各通貨ペアとも取引金額に対して4%以上(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。
当社でお取引を行うに際しては、「店頭外国為替証拠金取引の取引説明書」等をよくお読みいただき、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引ください。

LINE証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3144号
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