ミニ株(単元未満株)はどういうもの?

2021年6月15日

 

近年では数百円程度からでも株式投資を始められる「ミニ株」という商品があります。この記事では「ミニ株」について詳しく解説します。

ミニ株とは!?ミニ株の概要・特徴、仕組みについて徹底解説!

ミニ株とは単元株未満で株を購入することができ、「単元未満株」や「いちかぶ」とも呼ばれるもの。通常の株式投資では単元株数といい、100株単位でしか株式を購入できません。しかし、ミニ株は単元株未満の株を購入することができるため、1株単位で売買を行うことができるのです。銘柄にもよりますが、1株あたり数百円で購入できる銘柄もたくさんあるため、少ない金額から株式投資をすることができます。

 

株式投資と聞くと、一部の富裕層のみが行っているイメージを持たれるかもしれません。単元株での取引だと最低でも数十万円から数百万円のお金が必要です。ただし、これだけ多くのお金をすべての方が用意できるわけではありません。そうなれば、小さな金額から株式投資を試してみたいという方は多いでしょう。少額から取引できるミニ株を利用して株式投資に慣れることから始めれば、いずれ大きな取引をする際の自信にもつながるのではないでしょうか。こうした意味合いから、ミニ株は株式投資の入り口としても非常に有益な仕組みになります。

ミニ株のメリット

ミニ株にはさまざまなメリットがあります。ここでは具体的に4つのメリットを取り上げ、詳しくその中身を見ていきましょう。

 

少ない資金で始められるため初心者も始めやすい

ミニ株は1株から購入できるため、少ない資金でも株式投資を始めることが可能です。このことは、投資家にとって非常に大きなメリットでしょう。

 

また、ミニ株を使えば、初心者でも少ない金額から株式取引に慣れていくことができます。特に株式投資の初心者は、大きな利益を出すことよりも、まず株式取引そのものに慣れることが何よりも大切。なぜなら株式取引に慣れることによって、一時的ではなく継続的に利益を出すことができるようになるからです。しかし、単元株単位の大きな金額でいきなり株式取引を行ってしまうと、あっという間に大きな損失を被ってしまう可能性があります。これでは株式取引に慣れる前に、株式取引から退場することになってしまうかもしれません。

少ない金額から投資できるミニ株なら、たとえ損失を被ったとしても、単元株での取引に比べて損失の金額をはるかに抑えることができます。損失というリスクをできるだけ避けて株式投資を始めたい初心者にとって、これは大きなメリットとなるはずです。

 

分散投資ができる

ミニ株は単元株単位での取引より少ない金額で投資できるため、全体の投資資金が少なくても、さまざまな銘柄に投資する「分散投資」を簡単に行えます。投資の基本は長期分散投資です。1つの銘柄に集中して投資してしまうと、その銘柄が大きく下落した際に多大な損失を負ってしまうことになります。また、短期間しか株式投資に使うことができないお金で投資してしまうと、その後に株価が上がりそうな状況になったとしても、損切りせざるを得なくなってしまうでしょう。そのため株式投資を行う際は、長期的に銘柄を分散させていくことが重要です。

 

長期投資は、投資資金に関わらず行うことができます。しかし、分散投資はそうはいきません。なぜなら単元株単位で取引をすると、色々な銘柄に投資するためにはまとまった大きい資金が必要になるからです。

しかしミニ株を利用すれば、1銘柄あたりに必要なお金は単元株単位に比べてかなり少なくなります。そのため、投資に回せる全体のお金が少なくても、複数の銘柄に投資することが可能です。

 

株数に応じて配当金がもらえる

単元株未満のミニ株投資でも、株数に応じて配当金をもらうことができます。当然、受け取ることができる配当金は単元株単位の投資に比べ小さいですが、配当金は株主にとって楽しみや喜びの1つ。ミニ株でも配当金がもらえることは、1つのメリットといえるでしょう。

 

株主優待を受け取れる株もわずかながら存在する

株主優待を受け取るためには、単元株単位で取引する必要があります。ほとんどの銘柄では、ミニ株投資だと株主優待を受け取ることはできません。しかし数は少ないものの、中にはミニ株投資でも株主優待を受け取れる銘柄があります。

例えば人材派遣会社大手のパソナグループや、電気機器大手の京セラ、日本電産、自動車会社大手のトヨタ自動車、ゲーム会社大手の任天堂など。こうした大手企業も、ミニ株投資で株主優待を一部受け取ることが可能です。ミニ株投資で株主優待を実施している企業はまだ少ないのが現状ですが、一部でも株主優待があることはミニ株投資のメリットとなるはずです。

ミニ株のデメリット

ミニ株には多くのメリットがある一方、あらかじめ覚えておきたいデメリットも存在します。ここでは具体的に3つのデメリットを詳しく解説しますので、しっかり確認しておきましょう。

 

売買の時間を細かく指定できない

ミニ株は通常、リアルタイムの取引をすることができません。証券会社によって異なりますが、売買できるのは基本的に前場、または後場の始値であることが一般的です。リアルタイムの株価で取引することができないことは、ミニ株の大きなデメリットでしょう。

しかしLINE証券のミニ株投資「いちかぶ」は、ミニ株でありながらリアルタイムの株価で取引することができます。詳しくは後ほど解説しますので、気になる方は参考にご覧ください。

 

手数料が通常の株取引に比べ割高になることがある

通常の単元株単位の取引に比べて、ミニ株の手数料が割高に設定されている証券会社があります。せっかく少ない金額から投資が行えるのですから、手数料が高いことはミニ株のデメリットでしょう。

 

規定の株数まで株主優待はもらえない

ミニ株のメリットとして、一部の企業では株主優待を受け取れることをご説明しました。しかし現状でミニ株投資への株主優待を行っている企業はとても少なく、多くの企業では株主優待を受け取れません。株式取引の目的として、株主優待を目当てにする方は多いでしょう。ミニ株投資だと株主優待を受け取れる銘柄が少ないことは、そうした方にとってデメリットといえます。

少額からの株取引ならLINE証券がおすすめ

ミニ株投資には、さまざまなメリットとデメリットがあります。しかし特に初心者にとっては、やはりメリットの方が大きいと感じられるのではないでしょうか。そんなミニ株投資は、どの証券会社で取引しても一緒というわけではありません。証券会社によって、ミニ株の取引条件はまったく異なります。例えば証券会社によって、そもそもミニ株の取り扱いがないこともあるでしょう。たとえミニ株の取り扱いがあっても、あまり条件が良くない証券会社もあります。そのため、ミニ株取引を行うなら証券会社の選び方がとても重要です。

 

LINE証券では「いちかぶ」というミニ株のサービスがあり、他の証券会社にはない多くのメリットがあります。その主なメリットについて、ここで4つの魅力をご紹介しましょう。

 

有名企業の株が1株数百円から取引できる

LINE証券の「いちかぶ」では日本の有名企業、約1000社の取引が可能です。例えばみずほフィナンシャルグループやオリックス、積水ハウス、日本マクドナルドホールディングス、カルビーなど。恐らく多くの方が一度は社名を耳にしたことのあるような企業の株に、少ない金額から投資をすることができます。わずか数百円からこうした有名企業に投資できることは、LINE証券の「いちかぶ」を利用する大きなメリットといえるでしょう。

 

平日21時まで、リアルタイムで約定がつく

前述した通り、多くの証券会社ではミニ株投資において、売買できるのは前場または後場の始値であることが一般的です。その点、LINE証券の「いちかぶ」は多くの銘柄でリアルタイム約定することができます。これは、魅力的に感じる方が多いでしょう。しかも9時から15時までの取引時間だけでなく、時間外取引である平日21時までリアルタイムで約定することの可能な銘柄がたくさんあります。例えば仕事などで日中に取引することができない、あるいはリアルタイム約定にこだわりたいという方にとっては、大きなメリットになるはずです。

 

LINEポイントが使える

LINE証券は、LINE PayやLINEクレジットなどで貯められるLINEポイントを使って投資を行えます。お金だけでなくポイントを利用できることは、特に初心者など、できるだけリスクやコストを抑えて投資を始めたい方にとってメリットになります。

 

操作しやすく、銘柄探しも簡単

証券取引に慣れていない初心者でも直感的に操作でき、銘柄選びなど簡単に行うことができるでしょう。

また、中には自分に合う銘柄がわからないという方がいるかもしれません。LINE証券なら銘柄選びに役立つ機能がたくさんあるので、参考にしながら安心して取引することが可能です。使い勝手が悪いと操作が煩わしくなり、途中で取引そのものが嫌になってしまうことも考えられるでしょう。操作や銘柄探しなどが簡単にできる点は、多くの方にとってLINE証券の魅力となりそうです。

まとめ

少ない金額から投資を始めることのできる、ミニ株について詳しくご紹介しました。通常の単元株単位での取引では、どうしてもある程度まとまった資金が必要になります。しかしミニ株であれば、銘柄によっては数百円から投資をすることが可能です。特に株式投資の経験を持たない初心者にとって、まず大切なのが株式取引に慣れること。この点から、ミニ株を利用するメリットは非常に大きいでしょう。ただしミニ株にはデメリットもありますので、取引前にあらかじめ頭に入れておくことが大切です。

 

また、一口にミニ株での投資といっても、証券会社によって取引環境はまったく異なります。せっかくミニ株投資を行うのであれば、できるだけ条件が良い証券会社を選びたいところ。LINE証券の「いちかぶ」は数百円からでも有名企業に投資ができるなど、さまざまなメリットがあります。ここで取り上げた内容を参考にしながら、LINE証券の「いちかぶ」でミニ株投資を始めてみてはいかがでしょうか。

監修者プロフィール:

渡辺 智(ワタナベ サトシ)

FP1級、証券アナリスト。

<プロフィール>

大学商学部卒業後は某メガバンクに11年勤務し、リテール営業やプライベートバンカー業務、資産運用コンサルティング(投資信託、保険、債券、外貨預金など)、融資関係業務(アパートローン、中小企業融資)などを経験。銀行在籍中、2度の最優秀営業賞を受賞。銀行在籍時の金融商品販売額は500億円を超え、3000人を超える顧客に金融商品営業を行う。その後、外資系保険会社でコンサルティング営業として従事し、現在は業務経験・知識を活かして金融ライターとして独立。難しい金融をわかりやすく伝えことをモットーに活動中。