地政学リスクの高まりから防衛関連銘柄へ注目が集まる

分かりづらい用語はこちらでチェック:LINE証券用語集

地政学リスクの高まりから防衛関連銘柄へ注目が集まる

地政学リスクは世界中で高まる

 現在の世界の動きを見ると、表向きにはロシアとウクライナの問題が地政学リスクの中核と見られています。しかし、実際にはその裏で様々な動きがあることをご存知でしょうか。

 具体的には、ロシアに対する世界の厳しい対応を受けて、中国や北朝鮮はこれまで以上に警戒感を強めています。例えば、中国の王毅国務委員兼外相は、6月8日にカザフスタンなど複数国の外相と会議を行い、ロシアウクライナ問題をきっかけに中央アジアの各国が米国や欧州に接近することを牽制したと見られています。

 直近では、中国政府系の著名エコノミストが、中国がロシアのように厳しい経済制裁を受けた場合、(台湾を支配下に置いて)半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)を手中に収める必要があると異例の主張をしたことも伝わっています。また、弾道ミサイルの発射が相次ぐ北朝鮮に関しても、米国の国家安全保障担当大統領補佐官は北朝鮮が核実験を強行した場合は「強固な対応」を取ると警告しており、緊張感が高まっている状況です。

地政学リスクは世界中で高まる

日本にも少しずつ動きが見える

 このように日本を取り巻く環境は緊張感を増しており、今まで地政学リスクから目をそらしてきた日本も、ついに少しずつ動き始めています。例えば、政府は防衛装備品の輸出について規制緩和を検討しはじめています(「防衛装備移転三原則」の改定)。これらの動きもあり、関連銘柄の株価が大きく変動していることが見えています。

すでに動き出している銘柄も

 例えば、防衛関連銘柄の代表格として位置づけられている石川製作所<6208>については、図表1の通り直近で株価が急伸していることがわかります。防衛関連銘柄については、物色タイミングが多い分、物色の継続期間は比較的短い印象があります。値動きが激しいので、手掛ける場合の基本スタンスは、防衛関連のニュースフローに迅速に反応して、早めに入って、ある程度値幅が取れたら欲をかかずに利益確定していく方針がベターでしょう。ただ、前述した通り、日本を巡る外部環境の緊張感が増すなか、将来的な状況次第では物色の継続期間が今よりも長期化してくる傾向に向かってもおかしくはありません。

図表1 石川製作所<6208>の日足チャート

図表1 石川製作所<6208>の日足チャート

防衛関連銘柄をご紹介

※CFDの買付にはCFD口座の開設が必要となります。

CFD口座をまだ開設していない方!

\ おトクなキャンペーン実施中 /

CFD商品デビュー応援キャンペーン
細谷火工(4274)


〈業務内容〉 発煙筒などの火工品を製造・販売。売上の42%が防衛省向け。火薬の燃焼処分も。22.3期3Q累計は民間向け化成品や評価試験受託サービスが好調。防衛省向け火工品も上向く。人件費増こなし、二桁増収・大幅増益に。 記:2022/04/14

豊和工業(6203)


〈業務内容〉 工作機械・油圧機器のほか、自衛隊向け火器の製造などを手掛ける。路面清掃車や火器などニッチ市場で高シェア。空圧機器は売上好調。シリンダは電子部品、半導体関連の受注が増加。22.3期通期は大幅営業増益。 記:2022/05/12

日本アビオニクス(6946)


〈業務内容〉 防衛システム機器等の情報システム部門が主力。赤外線サーモグラフィ、接合機器等の電子機器部門も展開。情報システム部門は増益。受注減少だが、コスト改善活動等が奏功。売上原価減少。22.3期3Qは大幅増益。 記:2022/03/05

三菱重工業(7011)【いちかぶ】【CFD】


〈業務内容〉 重工業最大手。エネルギーや交通システム等のインフラから、物流や運搬、自動車関連、宇宙開発の分野で事業展開する。22.3期は物流・冷熱、ドライブシステム、エナジー等の部門が増加した。利益は大幅に伸長した。 記:2022/05/16

川崎重工業(7012)【いちかぶ】


〈業務内容〉 総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機など幅広く展開。液化水素基地・運搬船や水素発電機器などの水素関連を強化・育成へ。配当性向3割目安。22.3期3Q累計は先進国で二輪車が好調で黒字復帰。 記:2022/04/09

IHI(7013)【いちかぶ】

〈業務内容〉 重工大手3社の一角。航空エンジン部品や車両過給機に強み。ボイラやプラント、社会インフラ設備なども。資源・エネルギー・環境部門は受注伸長。航空・宇宙・防衛部門は損益改善。22.3期3Q累計は黒字転換。 記:2022/02/14

東京計器(7721)

〈業務内容〉 計器メーカー。船舶や建機、産業機械、上下水道、防衛関連向けに展開。船舶用オートパイロットでトップシェア。硬翼帆を使用し、帆船に適した制御アルゴリズムの開発を推進。油空圧機器回復し、3Q累計は営業黒字転換。 記:2022/03/29

興研(7963)【いちかぶ】

〈業務内容〉 防塵・防毒マスクを製造・販売。環境関連機器・設備も。タイに生産拠点。22.12期は感染対策用マスクの需要減を見据え、産業用マスクの需要開拓強化。超クリーン空間生成装置や内視鏡洗浄消毒装置の拡販にも力注ぐ。 記:2022/03/16

重松製作所(7980)

〈業務内容〉 防塵・防毒マスクなどの保護具専門メーカー。エア・ウォーター製自給式呼吸器の販売も。22.3期はマスク特需が一巡。経費削減も利益足踏み。23.3期は労働安全用途のマスク需要などを支えに二桁営業増益を見込む。 記:2022/05/14

CFD口座をすでに開設している方も!

\ 更におトクなキャンペーン実施中 /

CFD日本株キャッシュバックキャンペーン

銘柄選定基準

テーマに関連性のある企業をFISCOアナリストが選定、LINE証券で取扱いのある銘柄を銘柄コード順に掲載。

※金融商品取引所又は認可会員が信用取引の制限又は禁止措置を行っている銘柄を除いています
※証券金融会社が貸株利用等の申込制限又は申込停止措置を行っている銘柄を除いています

レポート作成元:株式会社フィスコ
重要事項(ディスクレーマー)
本レポートは、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行為および行動を勧誘するものではありません。

本レポートはフィスコが信頼できると判断した情報をもとにフィスコが作成・表示したものですが、フィスコは本レポートの内容および当該情報の正確性、完全性、的確性、信頼性等について、いかなる保証をするものではありません。

本レポートに掲載されている発行体の有価証券、通貨、商品、有価証券その他の金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。本レポートは将来のいかなる結果をお約束するものでもありません。お客様が本レポートおよび本レポートに記載の情報をいかなる目的で使用する場合においても、お客様の判断と責任において使用するものであり、使用の結果として、お客様になんらかの損害が発生した場合でも、フィスコは、理由のいかんを問わず、いかなる責任も負いません。

本レポートは、フィスコ作成、LINE証券が加工・修正しております

トップへ戻る