目指すは医療難民ゼロ!医療×テクノロジー企業紹介!

 

2021年11月12日

 

「医療難民」ゼロに貢献する、医療×テクノロジーの日本企業を確認してみましょう!

 

分かりづらい用語はこちらでチェック:LINE証券用語集

 

医療難民増加の背景

 「医療難民」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?端的に言えば、医療サービスを適切に受けることができない人々のことです。医療難民の根本的な問題として挙げられるのは、コロナ禍でも大きな議題の1つとなった「医師不足」です。その他にも、地域人口の減少にともなう受診者減による医療施設の維持難化、果ては貧困化によって受診のハードルが上がってしまうなどそこには様々な理由があります。

 

 しかし、そうした社会的な理由だけでなく、情報量とスピード感が昔と比べて、信じられない程加速している現代においては、また別の問題も医療難民を生む要因となっているのではないでしょうか?それは「忙し過ぎる」という、これまでは単純に個人の問題として片付けられてしまっていた理由です。「病院に行きたくても、行く時間(余裕)がない」「数回なら何とかなるけど、何度も通院する時間(余裕)がない」「平日に疲れ過ぎていて、せっかくの休みを通院で潰せない」「いつもの薬を貰うだけなのに、待ち時間が長過ぎて行く気になれない」など表現は様々あるものの、これに共感できる方も多いと思います。

健康問題は経済問題のひとつ

 本来であれば、国民の心身の健康は、本人だけでなく、企業、国家にとって最優先されるべき問題であるはずです。しかし、一昔前はこれを個人の「管理」や「スケジューリング」の問題に矮小化してしまっていたことで、上手く診療にかかる時間が取れない人が、取り返しのつかない事態に発展してしまった例もあります。その結果、健康な働き手を少しずつ失い、社会全体にとってマイナスの影響を及ぼしてしまっていたのです。だからこそ、従業員等の健康管理を企業が経営的な視点で真剣に考え、戦略的に実践する「健康経営」が昨今重要視されている側面もあるでしょう。これは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上に繋がるというロジックです。例えば、野村ホールディングスは、国内のグループ全社員について、就業時間内の全面禁煙を10月から実施しています。

テクノロジーの進化による医療サービスの拡充

 このように企業側の意識も変化してきている一方、技術の発達によって、医療機関での診療(治療)の前に私達1人1人が日々できることも増えています。それは、スマホアプリを通じた健康管理や食生活の改善、睡眠の質の把握と改善、運動サポートなど多岐に渡ります。加えて、遠隔医療なども実現に向けて取り組みが着実に進んでおり、医療の効率化等の観点からもその進化が非常に期待されているところです。5Gの導入も既に始まっており、今後医療・健康系のサービスはさらに拡充していくことになるでしょう。

 

 そこで、今回は「医療難民ゼロ」関連として、銘柄をピックアップしてみました。企業側の取り組みから個人の取り組みまで様々ですが、超高齢社会において「健康」というテーマは、関心が高まり続ける可能性も高く、中長期的な視点で注目できそうです。今回紹介した銘柄以外にも関連銘柄は多いので、更に詳しく探してみてもいいかもしれません。

日経平均動向をチェック

 まず、11月8日~12日の日経平均は、続落からのスタート。前週末の米国株高を映して買いが先行して始まったものの、寄り付きを高値に目先の利益を確保する売りが次第に増えたほか、中国不動産業界の債務問題再燃も加わり、大引けにかけて買い見送りムードが広がりました。9日及び10日も下落し、4営業日続落。9日は大規模な自社株買いを発表したソフトバンクG<9984>が支え役となったものの、時間外取引での米株先物の弱い値動きが重しに。10日については、9日の米国市場の下落や円安一服などを背景に売りが先行。その後も、中国不動産リスクに対する警戒感が強まりました。11日になると、5日ぶりに日経平均が反発。前日までの4日続落で700円近く下落しており、節目の29000円近辺では押し目買いが入ったほか、円相場が1ドル=114円近辺まで急落したことも輸出関連株の下支えとなったようです。

 

 続いて15日~19日は、決算シーズンを通過したことで、改めて業績を見直すような動きも期待されるでしょう。ただし、中国不動産リスクに加え、「恐怖指数」とされるVIX指数の高まりも気がかりとなるなか、経済指標や岸田政権の経済対策関連のニュースフローに注目しておきたいところです。

ご参考銘柄はこちら

エムスリー(2413)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 国内9割以上の医師が利用する日本最大級医療従事者専用サイト「m3.com」を運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などの展開。1Q営業利益はコンセンサスを大幅上振れ。 記:2021/08/24

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エス・エム・エス(2175)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 医療・介護従事者向け人材紹介・求人サービスが柱。介護事業者向け経営支援システムの提供も。海外は15年の買収会社を軸に開拓。22.3期1Qはコロナ影響で売上成長鈍化。通期では二桁増収増益・連続増配を見込む。 記:2021/09/13

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オプティム(3694)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービスを展開。パソコンソフト使い放題等も。売上は下期に偏重する傾向。「Optimal Biz」はライセンス数が拡大。22.3期1Qは営業黒字転換。 記:2021/09/09

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メドピア(6095)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 医師向け情報共有サイト「MedPeer」を運営。医療従事者ネットワークを活用した医療相談サービスや特定保健指導サービス、かかりつけ薬局化アプリなども展開。高利益率サービスの増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2021/08/12

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ケアネット(2150)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 製薬企業向け医薬営業支援サービスや医師・医療従事者向け医療専門サイトを運営。医療専門サイトの医師会員数は18万9000人超。医師会員は順調に増加。医薬DX事業は伸長。21.12期2Qは大幅増収増益。 記:2021/09/06

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バリューHR(6078)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 健康管理サービス会社。自社開発の健康管理システムを利用した健診予約や健診結果管理、保険指導サービス等を提供。21.12期2Qは増収増益。バリューカフェテリア事業は堅調。特定保健指導等の受託業務が増加。 記:2021/09/12

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MRT(6034)

 

〈業務内容〉 医療人材サービス会社。医療人材情報プラットフォームを通じた医師や看護師、薬剤師等の紹介や派遣を行う。今上期は新型コロナウイルスワクチン接種に係る医療従事者の紹介件数が増加した。通期予想を上方修正した。 記:2021/08/15

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総医研ホールディングス(2385)

 

〈業務内容〉 大阪大学発のバイオベンチャーとして発足。生体評価システム事業やヘルスケアサポート事業、化粧品事業等を手掛ける。21.6期通期はヘルスケアサポート事業が好調。糖尿病の重症化予防サービス等の売上を計上。 記:2021/09/06

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Welby(4438)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 疾患別の健康管理アプリを開発・販売。医療機関との連携に強み。3月にコロナワクチン接種管理ツールをリリース。21.12期上期は利用患者数が増え、医療機関から得る利用料金が拡大。だが開発人件費が利益の重石に。 記:2021/10/15

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レオクラン(7681)

 

〈業務内容〉 メディカルトータルソリューション事業が主力。遠隔画像診断サービス事業、給食事業も手掛ける。大型案件の寄与により、メディカルトータルソリューション事業は黒字浮上。21.9期3Qは大幅増収、最終黒字転換。 記:2021/10/15

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銘柄選定基準

 

医療人材サービスや医療施設のコンサル、医療機器、医療情報システムなどを手掛けている企業からフィスコが抽出した10銘柄を、時価総額が大きい順に掲載

 

※金融商品取引所又は認可会員が信用取引の制限又は禁止措置を行っている銘柄を除いています
※証券金融会社が貸株利用等の申込制限又は申込停止措置を行っている銘柄を除いています

レポート作成元:株式会社フィスコ

重要事項(ディスクレーマー)

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