今こそチャンス?【過去のテーマを振り返り!②】

2021年9月17日

 

過去に取り上げたテーマに再度スポットライトをあてます。今回はサイバーセキュリティとレジャー・旅行関連銘柄です。

 

【ご参考】

過去記事①:いま注目されているサイバーセキュリティ銘柄

過去記事②:ゴールデンウィークは需要回復?旅行・レジャー関連銘柄!

前回記事:【過去のテーマを振り返り!①】半導体関連銘柄

 

分かりづらい用語はこちらでチェック:LINE証券用語集

 

過去テーマの振り返り②(サイバーセキュリティ)

前回の連載(2021年9月10日:【過去のテーマを振り返り!①】半導体関連銘柄)では、過去に取り上げたテーマに再度スポットライトを当てるということで、3月に取り上げて実際に好調な動きが見られた「半導体」関連について、改めてご説明しました。さて、今回は同じく過去に取り上げたテーマから、全体的に冴えない動きとなったものをピックアップしたいと思います。

直近のサイバーセキュリティ動向

例えば、1月に取り上げた「サイバーセキュリティ」が挙げられます。(2021年1月8日:いま注目されているサイバーセキュリティ銘柄)テレワークに伴う情報セキュリティに対する問題意識の高まりに加え、東京五輪(※五輪開催国へのサイバー攻撃は増加する傾向)などもきっかけとなり、物色が見込まれたテーマです。しかし、大企業中心にテレワークが意外と定着していないことに加え、東京五輪も通常開催とならなかったことも影響したのか、企業の情報漏洩や不正アクセス被害等を受けた単発・短期的な物色に留まってしまい、好調な値動きとなった銘柄ももちろんありますが、全体としては思ったよりも盛り上がっていない格好です。

しかし、製粉大手のニップンが大規模なサイバー攻撃を受けた他、富士通の情報共有ソフトに不正アクセスが発生し、警察庁や内閣サイバーセキュリティセンターの情報が流出するなど、サイバーセキュリティの重要性は増すばかりです。また、5Gの実用化によって、徐々に実現が近づきつつある「コネクテッドカー」をサイバー攻撃から守るために、90社の企業が連携する動きが8月に報じられました。さらに、「サイバーセキュリティ」への言及が2021年上半期の決算報告書ベースで前年同期から約33%増加したという分析結果を海外の一部調査企業が公開しています。各方面で問題認識が強まっているのは間違いありませんので、そういった意味では長期で引き続き期待が出来るテーマと言えるでしょう。

レジャー・旅行関連も再チェック

その他、4月に取り上げた「レジャー・旅行」も期待通りの動きとはなっていません。(2021年4月9日:ゴールデンウィークは需要回復?旅行・レジャー関連銘柄!こちらは、皆さんもご存知のように、ある程度テーマとして株式市場でも物色が盛り上がっていたものの、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の爆発的な感染再拡大によって、一気に鎮静化してしまいました。しかし、油断はできないとはいえ、足元では感染もある程度落ち着いてきたことで、再び関連銘柄を物色する動きが散見されています。実際、「国民に勘違いさせてしまうことに繋がる」といった批判の声もあるとはいえ、政府も11月以降にワクチン接種などを条件として、行動制限の緩和(=社会経済活動の再開)を目指す方針を決めています。「行動制限の緩和」に向けて、再度銘柄を見直すには、ちょうど良いタイミングかもしれません。

今回の参考銘柄には、過去にサイバーセキュリティ旅行・レジャーのテーマ記事で掲載していた銘柄の内、掲載していた順に上から6銘柄を各テーマごとに掲載しています。それ以外の銘柄は、是非過去の記事をチェックしてみてください。

日経平均動向をチェック

まず9月13日~17日の日経平均は、先週末までの急激な上昇に対する反動から週初は利益確定売りが先行しました。また、トヨタ<7203>が追加減産を発表したことも投資家心理に悪影響を及ぼしました。しかし、それ以上に政策期待の高まりによる押し目買い意欲が上回り、プラスに転換しました。14日も続伸し、30,670.10円と終値ベースで2月16日以来約7カ月ぶりに年初来高値を更新して取引を終えました(取引時間中の今年の最高値30,714.52円も上回った)。15日はさすがに、ここまで短期間で急騰してきたこともあり、4営業日ぶりに反落しました。中国の不動産大手のデフォルト懸念や中国の8月の小売売上高と鉱工業生産が市場予想を下回ったことも投資マインドを冷やす要因になりました。16日も中国リスクが引き続き重しで続落する展開でした。
続いて9月20日~24日は、20日と23日が祝日となる他、国内では日銀金融政策決定会合、米国ではFOMCがそれぞれ開催されるため、全体感としては、一旦様子見ムードが強まる可能性が高そうです。ただ、29日投開票の自民党総裁選挙に向けて、政治方面からの情報発信が増えるため、短期的・局所的な物色は活発化してもおかしくなさそうです。

ご参考銘柄はこちら

 

サイバーセキュリティ

チェンジ(3962)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 企業や自治体のDX化支援ビジネスを展開。IT人材の育成やふるさと納税サイトの運営も。21.9期上期はDX化ニーズを追い風に伸長。通期でも大幅増収増益を見込む。中計では24.9期に営業益160億円を目指す。 記:2021/07/17


 

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サイバーセキュリティクラウド(4493)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 クラウド型Webセキュリティサービス「攻撃遮断くん」等を手掛ける。ストック収益比率が高い。大手企業との販売連携強化を図る。攻撃遮断くんは課金ユーザーが順調増。M&A効果もあり、21.12期1Qは業績好調。 記:2021/07/02

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HENNGE(4475)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 セキュリティサービス会社。営業管理や労務管理等のサービス利用時に、情報漏洩対策機能等を備えたプラットフォームを提供。HENNGEOneの契約社数は2桁増。平均月次解約率は低水準。21.9期2Qは2桁増収。 記:2021/07/02

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セラク(6199)

 

〈業務内容〉 ITシステムの構築・運用が主力。農業向けIoTやセールスフォース導入支援なども。IT人材の自社教育に強み。21.8期3Q累計はDX関連が伸長。SIも堅調で増収増益に。通期では最高益更新・連続増配を見込む。 記:2021/08/13

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イー・ガーディアン(6050)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 SNSやゲーム、掲示板等の投稿監視サービスを提供。広告人材育成・派遣サービス、デバッグ業務等も。動画領域に注力。21.9期2Qは2桁増収増益。ソーシャルサポートが業績牽引。フードデリバリー関連は案件拡大。 記:2021/06/30

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SBテクノロジー(4726)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 ソフトバンクグループのIT技術中核会社。システムセキュリティや企業・官公庁向けクラウドに強み。ビジネスITソリューション部門は好調。IoT案件等が拡大。販管費の増加こなし、21.3期通期業績は過去最高。 記:2021/06/11

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旅行・レジャー

東海旅客鉄道(9022)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 東海道新幹線や名古屋・静岡等で在来線運行。流通業や不動産業、鉄道車両等製造業も手掛ける。東海道新幹線の輸送実績改善などにより、運輸業は大幅増収。ホテル・サービス業も売上改善。22.3期1Qは2桁増収。 記:2021/08/14

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東日本旅客鉄道(9020)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 東日本を地盤とする国内最大の鉄道会社。不動産やホテルも。駅ナカ物販やICカードなどの周辺ビジネスを強化中。21.3期1Qはコロナ長期化が痛手。前年同期から業況改善も苦境は変わらず。通期では黒字復帰を計画。 記:2021/08/09

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西日本旅客鉄道(9021)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 西日本最大の鉄道会社。百貨店、不動産、ホテルなどに多角化。北陸新幹線の金沢・敦賀間は23年末の開業を目標に準備。22.3期1Qはコロナ長期化で売上回復緩慢。経費削減も黒字化に至らず。通期でも苦戦を見込む。 記:2021/08/15

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オリエンタルランド(4661)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 東京ディズニーリゾート運営会社。「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」に加え、ホテルや商業施設も運営する。21.3期は券種の限定や価格改定により客単価は上昇も、臨時休園や入園者数制限が影響した。 記:2021/06/04

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東急株式会社(9005)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 東京都南西部から神奈川県東部がコア路線の私鉄大手。伊豆急行やバス、ホテル、リゾート、商業施設等も。渋谷駅周辺の再開発に注力。交通事業は輸送人員の大幅減が響く。感染症拡大が重し。21.3期通期は業績苦戦。 記:2021/07/06

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セガサミーホールディングス(6460)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 ゲームソフトやパチスロ機などを製造・販売。合弁会社が韓国でカジノリゾートを営む。ゲームセンターの運営からは撤退。22.3期1Qはゲームソフトが好調。パチスロ機も底入れ。通期でも利益回復の見込み。増配予定。 記:2021/08/17

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銘柄選定基準

 

以下の過去記事に掲載していた銘柄の内、掲載していた順に上から6銘柄を各テーマごとに掲載

過去記事①:いま注目されているサイバーセキュリティ銘柄

過去記事②:ゴールデンウィークは需要回復?旅行・レジャー関連銘柄!

 

※金融商品取引所又は認可会員が信用取引の制限又は禁止措置を行っている銘柄を除いています
※証券金融会社が貸株利用等の申込制限又は申込停止措置を行っている銘柄を除いています

レポート作成元:株式会社フィスコ

重要事項(ディスクレーマー)

本レポートは、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行為および行動を勧誘するものではありません。

 

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