【過去のテーマを振り返り!①】半導体関連銘柄

2021年9月10日

 

過去に取り上げたテーマに再度スポットライトをあてます。今回は半導体関連銘柄です。

 

【ご参考】

過去記事①長期的に需要が拡大!「半導体」で注目の日本企業

過去記事②成長続く!!パワー半導体市場関連銘柄

 

分かりづらい用語はこちらでチェック:LINE証券用語集

 

過去テーマの振り返り①(半導体)

今回と次回の連載では、過去に取り上げたテーマに再度スポットライトをあてたいと思います。まず今回は、今年3月に取り上げて実際に好調な動きが見られた「半導体」関連について、改めて説明していきます。「半導体」に関する直近の話題としては、ソニーグループ<6758>と台湾の半導体大手TSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング)による半導体合弁事業計画に、デンソー<6902>が参加する方向で最終調整に入ったと報じられたことが大きなニュースとして挙げられます。
デンソーは、トヨタ自動車<7203>のグループに属している巨大部品メーカーです。なお、同報道によると2021年内にも合弁会社を設立、出資比率はTSMCが約50%となると見られているようです。現在、半導体不足の影響で世界的に減産を余儀なくされている自動車業界も加わり、半導体供給網の強化実現に向けて取り組みが進むことになります。
実際、日本を代表するトヨタ自動車も部品供給不足を背景に8月、9月に国内の完成車工場で生産稼働の調整を行うと発表しているなど、半導体不足の影響はなかなか解消されていません。

半導体関連銘柄の値動き

それでは、具体的に半導体関連銘柄の動きを見ていきます。
米国にはフィラデルフィア半導体株指数という指数があり、通称SOX指数と呼ばれています。これはアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のほか、マイクロン・テクノロジー、TSMC、インテルなどの30銘柄で構成されている指数です。同指数は5月半ばに2,900を割り込みましたが、その後は強い基調を続けており、8月末には3,477まで上昇し、最高値を更新しています。
日本でも、連載の中(2021年3月12日:長期的に需要が拡大!「半導体」で注目の日本企業)で紹介した銘柄は、大型株のみでしたが、例えばシキノハイテック<6614>などのように中小型株で急伸した銘柄も多数あります。同期間の日経平均株価は、若干軟調気味のもみ合い推移となっており、これと比較すると、その強さがわかります。

SOX指数

シキノハイテック<6614>

日経平均

パワー半導体も再チェック

今年6月にはパワー半導体関連(2021年6月11日:成長続く!!パワー半導体市場関連銘柄)も紹介しましたが、こちらも直近の決算発表で好調な結果となった銘柄が目立ちました。当該連載では、半導体(パワー半導体)についての説明にも少し誌面を割いていますので、ぜひお時間のある時に改めてチェックしてみてください。

日経平均動向をチェック

まず9月6日~10日の日経平均は、大方の市場想定を上回る非常に強い展開になりました。週初から500円超の上昇で始まった日経平均は、次期政権による経済対策への期待を背景とした買いや、売り方の買い戻しによって、8日までで8営業日続伸しました。同時に8日には、4月5日以来約5カ月ぶりとなる、念願の終値ベースでの3万円の大台回復となりました。9日にはさすがに反落となったものの、寄り付きを安値に下げ渋る展開で、3万円近辺でもみ合うなど、押し目買い意欲の強さを感じさせました。
続いて13日~17日ですが、引き続き堅調な推移が想定されそうです。自民党総裁選の有力候補と目される「河野氏による規制改革」というシナリオのもと、海外勢の日本株買いが相場を押し上げるとのストーリーです。もちろん、河野氏は本稿執筆時点では正式な出馬表明前(10日にも出馬表明との観測)であり、話題の中心が既に出馬表明した岸田文雄前政調会長や高市早苗前総務相に変化する可能性はあるものの、一部海外証券はどの候補が勝利しても日本株の一段高を見込んでいるようです。政治関連のニュースフローには、アンテナを高くしておきたいところです。

ご参考銘柄はこちら

 

トヨタ自動車(7203)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 世界最大の自動車メーカー。日本やアジア、米国で高シェア。日野自動車やダイハツ工業を傘下に、スズキと資本提携。静岡県裾野市でスマートシティ実証都市を開発中。トヨタ・レクサスの販売好調で、1Qは利益急伸。 記:2021/08/04


 

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ソニーグループ(6758)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 世界的エレクトロニクスメーカー。ゲーム機やゲームソフト、テレビ、イメージセンサー、エンタメ、金融、音楽などを手掛け、アニメコンテンツIPも保有。デジカメやテレビ、音楽の好調で、22.3期1Qは増収増益。 記:2021/08/04

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信越化学工業(4063)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 塩ビ、半導体シリコンウエハで世界首位。シリコーン製品やフォトレジスト、希土類磁石なども。22.3期1Qは塩ビや半導体関連が業績を牽引。車載関連の需要も回復し、大幅増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2021/08/18

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東京エレクトロン(8035)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 日本最大、世界3位の半導体製造装置メーカー。FPD製造装置も手掛け、感光材塗布・現像装置やエッチング装置など前工程に強み。前工程製造装置で前年比40%成長を展望。1Q営業利益は市場コンセンサスを大幅超過。 記:2021/08/16

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HOYA(7741)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズにも強い。内視鏡を強化中。ヘルスケア関連製品は売上好調。メガネレンズは高付加価値商品の販売が堅調。22.3期1Qは2桁増収増益。 記:2021/08/12

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デンソー(6902)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 国内最大、世界2位の自動車部品メーカー。エンジンやHV車のパワーコントロールユニット、走行安全関連製品を展開。電動化製品はインバータや電池監視ICで競争力。電動化やADAS関連好調で、21.3期利益急伸。 記:2021/06/29

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SMC(6273)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 空気圧制御機器で最大手の制御機器メーカー。方向制御機器や駆動機器、空気圧補助機器を製造、販売。温調機器やセンサー等も手掛ける。自動制御機器事業は堅調。中国を中心に需要が増加。21.3期通期は増収増益。 記:2021/07/13

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三菱電機(6503)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 総合電機大手。エレベータ等の重電システムや産業メカトロニクス、情報システム、電子デバイス、エアコン等の家電を展開。半導体関連等の需要増でFAシステム事業は受注堅調。21.3期通期は重電システム部門が増益。 記:2021/07/13

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京セラ(6971)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 電子部品大手。セラミック技術に強み。スマホ端末や複写機なども。22.3期1Qは半導体装置用部品が好調。車載用部品や機械工具なども回復し、大幅増収増益に。通期では最高売上・利益V字回復を計画。配当復元予定。 記:2021/08/14

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レーザーテック(6920)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 半導体マスク欠陥検査装置など半導体関連装置が主力。レーザー顕微鏡、エネルギー・環境関連装置等も手掛ける。21.6期通期は業績好調。半導体関連装置が業績牽引。サービス部門も堅調。22.6期は2桁増収計画。 記:2021/08/17

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ルネサスエレクトロニクス(6723)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 車載用マイコンで世界トップ級。16年と19年の大型買収で電圧制御用と通信用の半導体を手中に。今年8月には英国の同業を買収予定。21.12期上期は需要旺盛で大幅増収増益に。火災の那珂工場は7月に出荷正常化。 記:2021/08/18

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アドバンテスト(6857)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界シェア50%超。TSMCやインテルなどが主要顧客。SoC半導体用試験装置は受注堅調。M&A効果等でサービス他部門は伸長。21.3期通期は2桁増収増益。 記:2021/07/02

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銘柄選定基準

 

半導体関連と記事記載銘柄のうち、時価総額順に12銘柄を掲載

 

2021年9月7日時点

 

※金融商品取引所又は認可会員が信用取引の制限又は禁止措置を行っている銘柄を除いています
※証券金融会社が貸株利用等の申込制限又は申込停止措置を行っている銘柄を除いています

レポート作成元:株式会社フィスコ

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