人材の重要性を再認識!人材関連銘柄

2021年8月13日

 

人材の重要性を再認識する人材関連銘柄を詳しく見ていきます。

 

【ご参考】

分かりづらい用語はこちらでチェック:LINE証券用語集

 

直近の就活と採用活動

HR総研(ProFuture株式会社)は、就活生向けクチコミサイト「就活会議」と共催で、学生側目線の「2022年卒 就活川柳・短歌」と、採用側目線の「2022年卒 採用川柳・短歌」を募集しました。その入選作について、8月5日に発表しています。最優秀賞をはじめとして、13作品がノミネートされていますが、注目したいのは、佳作の「ウェブ面接 ラグがある度 揺らぐ未来 (東京都 てぺろんさん)」という作品です。
ご存知の通り、東京五輪の盛り上がりの裏では、新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の感染が広がり、医療の逼迫が著しい状況に陥っています。日常生活を送るにも非常に気苦労が絶えないなかですが、当然「就職/採用活動」は避けることができません。学生側も採用側も、オンラインの説明会や面接など、これまでとは異なる形で対応をしなければならず、効率化が図れる面もあるとはいえ、難しい対応を迫られています。

オンラインの難しさ

ビジネスの世界でも、オンラインミーティングはかなり浸透していますが、通信不良によるタイムラグや接続不良、ハウリング等はつきものです。「第一印象は〇秒で決まる!」といった言葉、そういった趣旨の書籍などを目にすることも多いと思います(気になる方は「メラビアンの法則」と調べてみてください)。実際、複雑な局面では、視覚や聴覚から得られる情報が優先されやすいなど、人間の判断は意外と偏りが生じます。そうした中で、タイムラグや接続不良が発生すれば、無意識に採用側の学生に対する評価が下がっても何ら不思議ではありません。採用側の無意識のネガティブ評価によって、選考からとても優秀な人材を漏らしてしまう結果となれば、双方にとって良くない結果となってしまいます。そういった不安感を示したタイムリーな作品といえます。

人材の重要性

さて、帝国データバンクによると、新型コロナウイルスの影響で倒産した企業の数は、2020年2月から2021年8月3日までで1,860社となりました。小売りや飲食関連を中心に今後も増加していくとみられます。一方、総務省によると2021年1月1日現在の日本の人口は約1億2,384万人で、前年に比べて約42万人減少、12年連続のマイナスとなりました。目先、コロナ禍によって経営が悪化した企業からの転職や倒産してしまった企業の従業員の転職は活発化していく他、中長期的には人手不足の状況は今後も続いていくことと考えられています。そういった意味で、人材をいかに確保して、教育=戦力化して、長く働いてもらうかというのは、企業経営における重大なテーマとなるでしょう。今回は、こうした状況で引き合いが増える可能性のある、人材関連の銘柄に焦点を当ててみました。

今週の相場展望は?

前週(8月9日~13日)の日経平均は、週初の9日が休場、10日は米国の雇用統計を評価して買い先行でスタートしました。好決算銘柄に買いが向かったものの、麻生財務相が会見で「今新たに経済対策や補正予算の編成などをやっていることはない」と発言したことで、追加経済対策期待が後退し、次第にこう着感が強まる展開となりました。11日は、米上院議会において5年間で総額約1兆ドル(約110兆円)のインフラ投資法案が可決されたことを背景に、日経平均は上昇しました。12日の日経平均は、7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、インフレ過熱や連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の早期縮小への懸念が後退したこともあり、買いが先行しました。ただ、上海株や香港株の伸び悩みもあり、買いが一巡すると上値の重い展開となり、マイナスに転じました。
今週(16日~20日)は、決算シーズン通過後最初の週となります。ただ、東京五輪閉幕後の各社世論調査でも内閣支持率の低下が続いている他、新型コロナウイルスの新規感染拡大は止まっていません。不透明感が増す状況の中、週末にはFOMCの議事録公表を控えており、今週は好業績銘柄の見直し物色の動きに終始する展開となりそうです。

人材関連銘柄はこちら

リクルートホールディングス(6098)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 求人情報検索エンジンや就活・転職情報サイト、人材派遣などを展開。旅行、グルメ、美容情報サイトも。22.3期は求人情報検索エンジンの成長継続。コロナ影響緩和で旅行、グルメ関連も上向く見込み。利益反発を計画。 記:2021/06/03


 

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ラクス(3923)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 クラウド型の経費精算システムやメール管理システムなどを提供。IT人材派遣も。22.3期もバックオフィス業務のデジタル化を追い風に3割超の増収が続く見込み。新中計では26.3期に最終益100億円以上が目標。 記:2021/07/05

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パーソルホールディングス(2181)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 人材サービス大手。人材派遣・BPOを中心に人材紹介も。海外は豪州とアジアに展開。人材派遣事業は売上堅調。稼働日の増加、請求単価の上昇が寄与。BPO領域は受託案件が増加。21.3期通期は大幅最終増益。 記:2021/07/13

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エス・エム・エス(2175)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 介護・医療業界向け人材紹介、求人情報サービス、資格情報などを展開。国内約7割の病院が看護師向け人材紹介サービスを利用。介護人材事業を強化育成。介護事業者向け「カイポケ」好調で、21.3期は増収営業増益。 記:2021/05/26

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アウトソーシング(2427)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを積極化し、国内外で事業拡大。21.12期1Qは買収会社が上乗せ。製造業向け派遣・請負回復。米軍施設向け業務も好調で大幅増収増益に。通期では最高業績・増配を見込む。 記:2021/06/09

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ビジョナル(4194)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 転職サイト「ビズリーチ」が収益の柱。人財活用プラットフォーム「HRMOS」なども手掛ける。ビズリーチの累計導入企業数は1万6200社超。スカウト可能会員数は130万人。21.7期通期は増収を見込む。 記:2021/07/13

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エン・ジャパン(4849)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 転職・求人情報サイトを運営。人材紹介・派遣も。21.3期はコロナ禍に伴う企業の求人意欲後退でサイトの広告収入が振るわず。22.3期はコロナ影響の緩和を想定。売上、利益のV時回復を見込む。配当性向5割目安。 記:2021/06/03

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メイテック(9744)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 人材サービス会社。機械設計や電気・電子設計、ソフトウェア開発等の分野にエンジニアを派遣する。取引数は約4000社。21.3期はエンジニア数が増加も、配属の遅延が発生した。外出自粛も稼働時間に影響した。 記:2021/06/14

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チェンジ(3962)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 企業や自治体のDX化支援ビジネスを展開。IT人材の育成やふるさと納税サイトの運営も。21.9期上期はDX化ニーズを追い風に伸長。通期でも大幅増収増益を見込む。中計では24.9期に営業益160億円を目指す。 記:2021/07/17

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SBSホールディングス(2384)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 3PL(物流一括受託)大手。食品輸送に強み。不動産事業や人材派遣事業、環境事業等も展開。21.12期1Qは大幅増収。物流事業が好調。SBS東芝ロジスティクスの新規連結等が寄与。太陽光発電事業も収益伸ばす。 記:2021/05/31

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メドレー(4480)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 成果報酬型の医療・介護領域向け人材採用システムを運営。遠隔診療システムや電子カルテも。周辺領域のM&Aに積極的。21.12期1Qは買収企業が上乗せ。通期でも高成長が続く見込み。NTTドコモと資本業務提携。 記:2021/07/17

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UTグループ(2146)【いちかぶ】

 

〈業務内容〉 製造業向けエンジニア派遣大手。半導体や電子部品、自動車向けを軸に、環境・エネルギー、住宅分野向けに展開。三重県と熊本県でテクノロジー能力開発センターを設立。人材派遣需要回復し、21.3期実績は大幅増収。 記:2021/05/26

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銘柄選定基準

 

人材関連銘柄のうち、時価総額が大きい順に上位12銘柄を掲載

 

2021年8月11日時点

 

※金融商品取引所又は認可会員が信用取引の制限又は禁止措置を行っている銘柄を除いています
※証券金融会社が貸株利用等の申込制限又は申込停止措置を行っている銘柄を除いています

レポート作成元:株式会社フィスコ

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