シーズン到来!「優待狙い」で失敗しない銘柄の選び方【1】

 

2021年2月19日

 

2〜3月の株主優待シーズンが到来。はじめての優待銘柄選びで抑えておきたいポイントをご紹介します。

株主優待シーズン到来!

家族で食べに行ったレストラン。楽しい時間はあっという間に過ぎ、あなたはレジでお会計を待っています。その時に、チラシに掲載されているクーポンとは異なる金券のようなものを、先に会計をしている人が使っていたというような経験をお持ちではないでしょうか。実はそれこそが「株主優待」と呼ばれるものなのです。

 

かんたんにまとめると「株主優待」とは、企業が自社の株主に対し、自社製品や店舗で使える割引券のほか、クオカードといった金券やお米などの日用品を贈呈する制度であり、優待専用の非売品を設定しているような珍しい企業もあります。

 

上場企業のうち約4割にあたる1,500社以上(21年2月7日時点)が実施しており、長期で応援してくれている株主への感謝という意味で、期間や株式の保有量によって、優待内容がさらに優遇される制度を採用している企業もあります。

 

業績によって減額や実施見送りの可能性もある配当と比べて、比較的安定して受け取れるという点も特徴です。

初心者の方が注目すべきは外食関連

株式投資における楽しみの1つの要素ともなっている「株主優待」ですが、投資経験の浅い最初のうちは、「優待利回り」といった指標を参考にするのではなく、日用品や食料品といった、あって困らないものが株主優待として設定されている企業や自社サービスの割引券などを設定していることが多い外食関連株を見ると良いかもしれません。

 

どうしてもお得に株主優待を貰うことに重きを置き過ぎると、結果的に全く自分が必要としていないものばかり手元に届いてしまうといった、本末転倒な結果になってしまうことも多々あるからです。

 

株主優待の内容は、会社毎に多種多様ですが、イメージがしやすいように身近なマクドナルド<2702>の株式を保有すると、どのような優待が貰えるのかを例としてみてみましょう。

 

マクドナルドの株主優待はご想像の通り、マクドナルド店舗で使える優待食事券になります。

 

具体的には、バーガー類引換券1枚、サイドメニュー引換券1枚、ドリンク引換券1枚の合計3枚1セットのシートを6枚(※100株~299株保有の場合)受け取れます。ハンバーガーは値段を気にせず好きなものを頼めるほか、ポテト・ドリンクのサイズも自由に選ぶことができます。また夜間に実施している「パティ倍」といったサービスにも対応(※季節メニューなど一部対応不可)できるため、お得に利用することができるのです。

ただし、業績などもチェックしよう

株主優待の魅力的な企業は、株価が下落する局面で長期の個人投資家による優待狙いの買いが入るとされており、一定程度は下値を支える要因にもなります。ただし、これは逆の場合もしかりで、優待や配当が魅力的と評価されていた企業が、優待や配当の減額などを発表してしまうと、大きく株価が下落する要因にもなります。コロナ禍の中で甚大な影響を被った外食関連では、優待の金額を一時的に引き下げた企業も多く見られました。

 

ですので、優待狙いの投資であっても、業績などの基本的な要素をしっかり確認するという行動を怠って良いというわけではないのです。

 

今回は株主優待の概要説明になりましたが、次回は具体的な取得の仕方について説明したいと思います。

今週の相場展望は?

日経平均は先週(15日~19日)、大台の3万円を週初に一気に突破すると、16日にはそこから3万700円台まで急伸し、市場を驚かせました。ただ、その後はさすがにスピード調整がみられています。このところは1日の動きを見ても、先物主導で値動きの荒さが目立っているほか、これまで相場をけん引してきたハイテク株などに利益確定の動きがみられています。とはいえ、押し目買い意欲は依然として強いため、ここから一段の上昇というよりは、目先的には3万円台を維持する流れを予想する声が市場では多く聞かれています。

レポート作成元:株式会社フィスコ

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